
目次
はじめに
プライベートで使っているSNSアカウントってバレたくないものですよね。GitHubアカウントもその一つで、プライベートなアカウントに特定されやすいIDを使っていると、いろいろと不都合が生じる可能性があります。ちょっと個人的にID変えたいなと思ったのでGitHubアカウントのIDを変更してみました。その際に気を付けること・気を付けるべきだったことをまとめておきます。
IDの変更方法
設定で変更できます。その辺は他の方のブログ記事を参照してください。
気を付けるべきこと
変更前
ログアウトしておく
変更前にGitHubアカウントでログインしているプラットフォームからログアウトしておきましょう。私の場合はVercelにGitHubアカウントでログインしており、ログアウトせずにGitHubアカウントIDを変更したがために、リダイレクトルームみたいな現象が起こってしまい、少し手こずりました。結局VercelのログアウトURLを直で叩いてログアウトしたような気がします(うろ覚えですみません)。
変更後
キャッシュ問題
googleやbingで変更前の旧名アカウントを検索すると、もしかしたら旧名IDのPublicリポジトリが検索に引っかかることがあるかもしれません。これはキャッシュの問題で、検索エンジンがキャッシュを更新するまでに時間がかかるためです。キャッシュ削除のリクエストというものを送ることで、検索エンジンがキャッシュを更新してくれるらしいのですが、GitHubの使用上、ID変更前のリポジトリURLは新しいIDのリポジトリにリダイレクトされるので、旧名のリポジトリを知っている方がいる場合は新しいIDの方に辿り着かれる場合があります。なのでキャッシュを削除してもらうことよりも、新しいIDを秘匿にするためにリダイレクト解除を優先しなければなりません。
古いIDから新しいIDへのリダイレクトを解除するには、新しくさらにもう一つGitHubアカウントを作成する必要があります。アカウント作成時に以前使用していた古い方のIDを指定します。すると、まずアカウントのプロフィールページのリダイレクトが解除されます。次に、旧名IDで検索エンジンにインデックスされているPublicリポジトリを確認し、同名のリポジトリを作成します。この時、Privateリポジトリにすることで、アクセスしてきた人に404ページを見せることができます。これで新しいIDにリダイレクトされるリンクをなくすことができました。ちなみにアカウントを複数作成する際ですが、iCloud+の非公開メール機能を使用すると非常に便利です。

終わりに
以上、GitHubアカウントのIDを変更した際に気を付けることをまとめてみました。ID変更は気軽にできるものではないので、慎重に行わないとダメですね。。。